父から土曜日のメールと
そろそろ草刈の時期ということで
11時すぎに,Sに帰った.
玄関の鍵があいていた.
あけると,
父が私の名を呼ぶ.
流しの前でたおれ,
動けない状態だった.
いすにすわらせろというので
いすにあげようとするが
全身の力が入らないようだ.
トイレについれていけというが,
からだをささえても,
たおれていく.
トイレにすわらせると,
紙パンツをしていた.
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自分から救急車をよんでくれ,と.
脳梗塞のおそれがあること
まったく動かせないことで,
よんだ.
8時すぎに,
母がたおれかかってきた,という.
老母は
何事かを判断できず,
ベッドでねていた.
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救急隊員は,
室内の状況をみて,
足にカバーをつけた.
たしかに,糞尿のにおいが
している.
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S病院についたが,
脳梗塞ではないという.
原因がわからないが
以上はない,
神経内科医にいくように
指示をうける.
ここでは,5月になる,という.
父は初めて,車イスに
のった.
タクシーにのせようとすると,
頭をシートにつけた状態で
それ以上
何の力も入らない・
私の力では
のせることができない.
運転手がいやがり,
「介護タクシー」をよべという.
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福祉タクシーHもなかなか
くるとはいわなかった.
ふつうのタクシーの11倍した.
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父の家から,
次の神経内科のIクリニックに
電話をした.
午後7:30までにこいという.
準備をして,
うごかそうとすると
やはり手足のどの部分でも
筋肉を動かすことができない.
さっきの介護タクシーに連絡すると,
明日があるのでだめだという.
Iクリニックに電話して,
状態をいうと
「救急車をよび,適当な病院をさがしてもらえ」と
院長からの伝言.
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ふたたび救急車.
1時間以上家の前で受け入れ先を
さがしてもらったが,
神経内科は少ないので,
府下にはなし.
S病院が受け入れることをきめた.
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レントゲン,MRI,その他の検査でも
原因がわからない.
以上もない.
とりえず,
夜中につれて帰れないので,
内科で入院.
結局,午前11:30〜ほぼ12時間で入院が
きまる.