『朝鮮名探偵 トッケビの秘密』(2017)
(Gyao)
第1作『朝鮮名探偵』(2011)は,
韓国ではかなりの観客動員数と
コメディタッチの「シャーロック・ホームズ」とかなんとかで
期待していたのが
日本人だからか,
腹をかかえてわらえるものではなかった.
いまではオ・ダルスは有名な俳優だと知っているが
これまで,この人が面白いとはなかなか自分には理解できずにいる.
キム・ミョンミンをひきたてる役割を果たしていなかった,
キム・ミョンミンは『私の愛,私のそばに』(2009)で
感動していたから,なんとなく応援したくなる.
(どこの映画館だったか忘れたくらい昔)
この『朝鮮名探偵』は最新技術を用いた
大がかりな映画であるからか
散漫な(練りが少ない)作品に思えた.
今回
GYAOで『朝鮮名探偵 トッケビの秘密』
(ハン・ジミンがでているのかと)をみて,
やはり同じような感想.
もうひとりの主演のキム・ジウォンを
作品の中でもっと自由に動かせる
ことができたのではないかと思う.
キム・ミョンミンとオ・ダルスの大物コンビでは
われわれは
はじめのダンス・シーンで満足せざるをえない.
いろんなパロディーがはいっているのだろうけど
わたしたちには
わからないのだと思う.