『ジュピターズ・ムーン』2017, ハンガリー,ドイツ
(Gyao)
これは,予告編のころから見たかったが
タイトルを思い出せず,機会を逃したもの.
「木星の衛星」という意味らしいが,
エウロパとかどれか1つを指しているはず.
意味があるといわれれば,
私には,知識が不足している.
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話題にならなかったようだし,
今回Gyaoでも星1つで,評判が悪い.
冒頭,シリアの難民がハンガリーをめざす.
ハンガリーの難民キャンプ.
医師には病気の難民を治療,保護,移送する
権限があるようだ.
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若者があるきっかけで,
地球の重力の支配を受けないで
いることができるようになる.
医師が,彼を利用するために
彼を独占しようとした.
重力に支配されない人間に
なったとしても
暮らしていくには
金が必要である.
何の力もない
難民たちに
世界に不満をつのらせる者たちも
でてくる.
空中に浮くことができる
人間は
もはや人間としては
みなされず,
排除すべき対象として
警察は追い詰める.
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いったい,神は何のために
彼にそのような力を与えたのか.
彼は,死ぬべきなのか.
シリアの難民たちは
誰であり,
何のために
私たちのもとに使わされたのか.
それを悩み続ける世界がつくりだした作品である.