救急救命センター
地下の救急救命センターに案内される.
ベンチに老父がいた.
1時間ほど放っておかれた状態.
看護師によばれて
S医師に状況の説明を受ける.
市民病院と見解がちがう.
腸がねじれているのではないか,
開いてみないとわからない.
父がこの3日の様子を説明した.
血清剤の使用の確認書,
輸血の確認書,
手術の確認書,
等何かわからないがサインをした.
補聴器はつけなおし.
さあ手術にいきましょう.
母は,もう帰れんのか,といいだす.
2階のICUの入り口まで同行.
家族控え室
家族控え室で父とまつ.
15:15〜17:25
入ればの返却があった.
後日でいいといわれた
入院書類を書いて
入院受付にもっていったが
1枚だけであとは,別のところでわたすようだ.
きいてもわからなかった.
売店で冷やしうどんを買って
たべた.
眠れない
父も私も仮眠をとろうとするが
寒い.
空調を気っても換気扇がとめれない.
17:25ごろに,案内があり,
ICUの薬剤室でM医師による説明があった.
膀胱に穴があいていた.
原因は,
癌かもしれないし,
その他炎症によるかもしれないが
わからない.
がまんしていたのが悪い.
尿がでなくなっていたようだ.
腎臓がよわり尿がよごれていて
ばい菌が入り,
それが体内にまわっている.
このままでは敗血症になるおそれがあり
命にかかわる.
五分五分だ.
父が今後たすかるのか危ないのか
とききなおした.
不整脈
心臓が大きくなっていて弱っている.
血圧がさがり
不整脈があり.
手術中も電気ショックを2回あたえる
状況が生じた.
個人的には6,7割危ない.
膀胱から尿がでるように
管をとおした.
ことによると
人工肛門をつける必要もある.
この数日の様子をまた
説明された.
父はまたこたえたが
先ほどのS医師がした病状の
説明もまざっていた.
一昨日くらいから,
水便がでるようになった.
尿はでにくいといっていた.
この二日はいちごを10個ずつたべた.
昨夜からいたい,といいだした.
病院にいくと観念した.
が,今朝はいかないといいだしたが
むりやり連れて行った,と.
この1週間様子をみないと
膀胱の穴もぬったが
またひらくおそれもある.
不整脈もおこりえる.
からだの血液に
毒素がまわっていて
命にかかわる状況であることはたしかだ.
よく覚えていない.
そして,本人にあわされた.
眠っているが,
管がいろいろつながっている.
何とか生かしているようにもみえる.
オムツシート
看護師から,
オムツシートや
ボディソープ
歯ブラシの用意をするように
言われた.
補聴器があっても
あまりきこえないことを伝えた.
そのため生返事であることも.
そこまで生きてくれるのだろうか.
看護師はプロであり,
自分たちの次の段取りをくんでおく必要がある.
患者の様子はつぎの問題だ.