2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
『張込み』野村芳太郎監督,松竹,1958.松本清張の小説を読んだことはないのだが,映画やテレビで気が付けば,たいがい見ている.といっても,たいがいの筋は憶えていない. wikipediaでみると『張込み』はこの映画以降,テレビで繰り返しドラマ化されている…
『薄氷の告発』ユン・クォンス監督,2023 することもないので何かしようと考えると映画くらいしかなく,今日が最終日ということでこの映画.シネマートでは15日から1週間しか上映されなかった. *** アイススケートのコーチの性暴力を被害者が告発するという…
アン・テジン監督『梟ーフクロウー』2022これは,おもしろかった,すべての要素がむすびついていくのが巧み.史実を題材にした娯楽映画ではあるが,観客が席をたつとき,感銘したことがあきらかだった.**リュ・ジョンヨルが,社会の底辺に生きる盲目の針師…
市川沙央『ハンチバック』2023年,文藝春秋量としては中編小説,あるいは短編小説.ラジオで話題になっていたからと見ました.ミオチュブラーミオパチーという病気で背骨が曲がっている中年の処女が,親の遺産によるブルーホームで電動車椅子,人工呼吸器,…
『カルメン 故郷に帰る』木下恵介監督,松竹1951かなり若いころにテレビ放映されて見たのですが,途中でやめてしまいました.50年以上たったと思います.いまみると面白い.日本初の「総天然色映画」ということ.1951年という時代(戦後6年).のことを何と…
ディケンズ『二都物語(上)』訳:池央耿(いけひろあき)2016Charles Dickens, "A Tale of Two Cities," 1859 昔は,岩波文庫があったように記憶しているのですが,今はないので「新訳」ということで「光文社新訳文庫」. 年のせいで,この翻訳が気になって話…
成瀬巳喜男監督『放浪記』東宝1962年『放浪記』は森光子を思い出しますが,見たこともなかったし林芙美子のことも知りませんでした.高峰秀子生誕100周年というひかえめな風潮がなければ,高峰秀子じたいに興味をもつことがなかったかもしれません.***これ…
takenoyu.hatenablog.com 【C】 John Coltrane, "Blue Train" 【D】Eric Dolphy, "LAST DATE" 【H】Roy Haynes Quartet, "Out Of The Afternoon” 【J】Philly Joe Jones, "Blues for Dracula"
【あ】 『ヴェニスの商人』シェークスピア 『大いなる遺産』(上)(下)ディケンズ 【か】 『荒涼館1』ディケンズ『荒涼館2』ディケンズ『荒涼館3』ディケンズ『荒涼館4』ディケンズ 【た】 『デイヴィッド・コパフィールド(1)』ディケンズ『デイヴィッド・コパ…
【さ】少年の君,(中,2019) 【は】 ピザ! (カラスの卵),(印,2014)
『喜びも悲しみも幾歳月』木下恵介監督,松竹1957高峰秀子生誕100年ということで少し遠い映画館ではあったのですが,『二十四の瞳』を見ました.平日の昼,私の世代でにぎわっていました.現役世代はさすがにいない.ほんとうは『細雪』と『息子よ,衝動殺人…