たけの湯な日記

個人的な感想ー画像の「引用」が不安です.

jazzから遠くーロイ・ヘインズの『アウト・オブ・ジ・アフタヌーン』

Roy Haynes Quartet, "Out Of The Afternoon", 1962

『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』という曲名

聞いたことがある曲名がはいっている

という理由で選びました.

ネットでいくつもの入門・推薦記事をみて,

名前をききおぼえている人
(マイルス・デービスとかコルトレーンとか)
をさけました.
しかも,あまり興味のないドラマー.

(私のおぼえているドラマーは,
ジンジャー・ベーカー,カール・パーマー
ロジャー・テイラー
ハナ肇

ロイ・ヘインズ」という響きもかっこよく.
アマゾンで調べると,
★が5つの作品.

『アウト・オブ・ジ・アフタヌーンロイ・ヘインズ

ロイ・ヘインズ・トリオ」となっているところに
疑問が残ったのですが,これにしました.


[1]"Moon Ray" (Artie Shaw, Paul Madison, Arthur Quenzer) – 6:41
[2]"Fly Me to the Moon (In Other Words)" (Bart Howard) – 6:40
[3]"Raoul" (Haynes) – 6:01
[4]"Snap Crackle" (Haynes) – 4:11
[5]"If I Should Lose You" (Leo Robin, Ralph Rainger) – 5:49
[6]"Long Wharf" (Haynes) – 4:42
[7]"Some Other Spring" (Arthur Herzog Jr., Irene Kitchings) – 3:39

***

まさしく私の課題がここに

[1]気のせいか
ききおぼえのあるメロディー.

すぐ,しらない曲に.

[2]『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』,

やっぱり,知ってる曲か,と思いました.
3拍子か6拍子で,
「ターン,ッタタ,ータタ,ターンッタタタッター」
12拍子にもきこえました.

しかし,ベースのソロ(ヘンリー・グライムス)に
入り,わからなくなり,

続いて,
ドラム(ロイ・ヘインズ)と
サックス(ローランド・カーク)のかけあい.

この辺りから,
サックスが2本に聞こえてきます.


オーバー・ダビングではなさそう

ダブル・トラックか
と思ったのですが,

ライナー・ノーツに,
ローランド・カークが同時に
2つ3つの管楽器を演奏するとか
書いてありました.

はじめからベース(ヘンリー・グライムス)が
駆け足のようで
しかも音がていねい.

と思っていたら,
ベースの音が,弓でひいているような.

リズムは維持されているのに,
私には拍子がとれません.

あれっ?
[3]に入ってしまっているのかな.

きいていてもメロディーが変化してしまって

[5]「イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー」
は知ってるような,知らないような
考えているうちに全然ちがうメロディー.

私じしんの根本的な問題

ピアノがリード?をとると
なんか「間奏」というか伴奏の延長のように
聞こえて,身がはいらないのです.

そもそも
ジャズじたいが,
店で流れている感じで
耳には入るけれど
頭にのこらないのです.

やはり遠く聞こえる

[7]の「サム・アザー・スプリング」
これは感傷的でききやすくて,
いつのまにか遠くで聞こえていました.

※もう10時間以上,繰り返しているからかも.