たけの湯な日記

個人的な感想ー画像の「引用」が不安です.

チャ・テヒョンの『マイ・ハート・パピー』あるいは『モンムンイ』

キム・ジュファン監督『モンムンイ』2023多くて
<<韓国映画祭>> 駐大阪韓国文化院

初めて韓国映画をみたのは,
アン・ソンギを知ったころで
『アジア映画祭』でした.
一般の映画館が800円くらいだったかで,
アジア映画祭は1本600円.
私は
中国映画がおもしろいと思っていたころ.

2000年以降は
韓流ブームといいながらも
大阪の小さい映画館中心で
多くて20人,だいたい10人以下しか
はいらない韓国映画をみてきました.

韓国文化院の韓国映画祭は
無料なので,毎回300人くらいのホールが満席.
私見としては500円から800円くらいとれば
もっと続けられると思うのですが)

とにかく,ぎわっていて楽しくなります.
大半が老人なので,拍手をします!

ありがたいイベントです.

***
韓国文化院のチラシでは原題のまま『モンムンイ』
意味がわからないので
google で調べても私にはわかりません.
(なぜか「ぼんやりと」と訳されます)

シネマートのチラシには『マイ・ハート・パピー』

『マイ・ハート・パピー』チャ・テヒョンとユ・ヨンソク

主人公ミンス(ユ・ヨンソク)は
婚約者が犬アレルギーであることがわかり
愛犬ルーニーを飼ってくれる里親探しを
いとこのジングク(チャ・テヒョン)と2人ですることになります.

親戚,
犬を飼う動機,
ペットを商品として扱う社会

動物虐待
限界の捨て犬の保護施設
そして…

捨て犬や
殺処分される犬たちとの出会いを
かさねていくロード・ムービーです.

『マイ・ハート・パピー』老犬の里親探しに苦労する2人

現代日本
ペットを捨てるという問題
さらに
ペット崩壊.

**
ミンスには
ペットは「飾りではない」「家族なんだ」
という愛があり,
ジングクには
人間をふくむ動物全般への
ぼんやりとしているけども
強い共感があります.

**
こどもも大人もみて,
ペットについて
しんみり考える機会となる映画.

『マイ・ハート・パピー』愛犬の里親探しを始めた2人

犬がでてくると
焦点がそちらに移動してしまうものですが
なかなか
人間の俳優もがんばっていました.