たけの湯な日記

個人的な感想ー画像の「引用」が不安です.

『ローマの休日』--ラブ・コメの原点

ローマの休日ウィリアム・ワイラー監督,米,1953

こどものころから高年まで二三度みて
それから20年以上たって
ほとんど覚えていないのでまた見た.

若きオードリー・ヘプバーンの魅力を
存分に描いだした「ロマンティック・コメディ」.
※「ラブ・コメ」とは少しちがうのかもしれないが,
映画のジャンル分けじたいに無理がある.

ローマの休日


この映画については
世界中に
無数の言及がある.

コメディだから,ただ楽しむだけの
映画.
しかし,
歳をこれだけとってくると
懐かしさが加わってくる.

ローマの休日

それと,
俳優たちの一生懸命さや
当時の撮影技術なんかにも
気づくことがあって
なかなかおもしろい.

でかい図体のグレゴリー・ペック
人間的な軽やかさ.

新聞記者が
遠足にきていた小学生のカメラを
借りようとするところは
気が利いている.

ローマの休日』そこにいたこどものカメラを借りようとする

それ以上に,
軟派の軽いのりの友人,カメラマン(エディ・アルバート)は
お人よしでもあった.

ローマの休日』の主要登場人物3人

すべてのカットが
有名シーンであるから,
どこかで見続けてきたともいえる.







 

 

 

 

 

 

 

私の少年時の記憶は,
男女の気持ちの変化などに興味もなく
おとなしいコメディの映画でしかなかった.