たけの湯な日記

個人的な感想ー画像の「引用」が不安です.

2022-01-01から1年間の記事一覧

ふぁんさんぼるの戦い『黄山ヶ原』

イ・ジュニク監督『黄山ヶ原(ふぁんさんぼる)』2003(Gyao)この時代はテレビで『善徳女王』を2回みても私にはややこしかったが,ひとりキム・ユシンは心に残っている.『ふぁんさんぼるの戦い』は三韓一統もくぜん660年の新羅のキム・ユシン(チョン・ジ…

宇宙映画『ゼロ・グラビティ』

アルフォンソ・キュアロソン監督『ゼロ・グラビティ』アメリカ 7/11に親戚の家のテレビでみました.宇宙ものやアクション映画は,あまり好まないので期待しないでみたのですが,これがおもしろい. 『グラビティ』 登場人物が極端に少ないし,社会や権力など…

アメリカ映画『アルマゲドン』

マイケル・ベイ監督『アルマゲドン』1998, アメリカ "Armageddon," (direc) Michael Bay (テレビ,BSプ)親戚の家で,久しぶりにテレビで洋画を2本みました(別日).みんな外出して,私のすることがなかったのと,インターネットを使っていない家なので,…

タルコフスキー『ノスタルジア』

アンドレイ・タルコフスキー『ノスタルジア』ソ連・イタリア,1983個人すぎることですが,私がひとりで映画をみにいくことのきっかけとなった作品です.若いころは,映画や娯楽につかう金がなかったが,いざ給料とりになってみてもとくに趣味はなく,家にな…

『未来を花束にして』1912年のイギリスー女性参政権運動のひとびと

『未来を花束にして』2015,イギリス ”Suffragette,” (direct) Sarah Gavron (Gyao)参院選の投票率が52%だったという.30年前は70%をこえていたのに年々,下がりつつあり,今回は安倍元総理銃殺事件で少し増えたということ.日本は,選挙制度のある民主主…

『ジュピターズ・ムーン』―難民を受け入れること

『ジュピターズ・ムーン』2017, ハンガリー,ドイツ(Gyao)これは,予告編のころから見たかったがタイトルを思い出せず,機会を逃したもの. 「木星の衛星」という意味らしいが,エウロパとかどれか1つを指しているはず.意味があるといわれれば,私には,…

仲間由紀恵『大奥』―江戸の映像美

仲間由紀恵『大奥』2006(Gyao)豪華なロケとセット,衣装.映画がはじまると,圧倒されました. ネットで残っている,宣伝用の記事では20億とも25ともでていて,キャスティングもすごい(ということ).公開当時,私は勤めていて,週休2日制は給与カットだ…

ドナルド・キーン『日本を寿ぐ』ことほぐ-日本人への警鐘

ドナルド・キーン『日本を寿ぐ―九つの講演』新潮選書,2021ドナルド・キーンほど,日本人らしい日本人として日本文学を研究し,愛した,ふつうの日本人にもわかりやすい文学者を私たちは知らない.しかし,私は知っているわけでもない.新聞連載ですこし読ん…

『サークル:繋がった二つの世界』

ヨ・ジング『サークル』2017これは,SF未来サスペンスドラマというのか何と分類されえるのか,わかりませんが,この系統の中で私がもっとも感動した作品です.はじめテレビで,途中回から見たのですが過去と20年後の現在(2037年)の話が並行して進められま…

『異夢-イモン』(2)-韓国の中の日本

『イモン』2019,韓国「異夢」とは,かっこいい題名である.日本の朝鮮占領の歴史が題材であり,それに抵抗する人々が描かれている.国家権力は軍隊と警察をもつのだが,複雑なのは,朝鮮の国家権力の上に日本の権力(総督府と軍部)がいるという政治状況. …

『ヘチ 王座への道』サホンブ(司憲府)とは何か―政治への思い

『ヘチ』2019, (Gyao)英祖(李氏朝鮮21代王)をチョン・イル(1987生)が,演じる歴史ドラマ.私は,この俳優を『太陽を抱く月』でみただけなのであまり特徴をとらえていません. ** 李氏朝鮮の歴史で英祖(クム→延礽君;ヨニングン)のことは,『トンイ』で…

図書館の存在意義『バプリック 図書館の奇跡』

『パブリック 図書館の奇跡』2018年,米 原題は『公共』エリミオ・エステべス監督・脚本・主演.自分を更生し,命を救ってくれたのは図書館であることを確信する公共図書館員.シンシナティのホームレスたちは生きるために図書館を利用している. パブリック…

キム・ヘスの『オフィスの女王』

『オフィスの女王』2013(Gyao)『ミセン』とこの『オフィスの女王』は日本のわかものにとって就職について考えるヒントとなるだろう.中高年にとってはうまくいかなかった人生への反省を促すドラマである.原題は『職場の神様』.実力のぬきんでた孤高の派…

創元推理文庫,セイヤーズ『ピーター卿の事件簿』

セイヤーズ『ピーター卿の事件簿』(訳 宇野利泰)文学は手に取りにくいけど推理小説ならこどものころ読んでいたので,ネットの評判のよかったセイヤーズを選びました. セイヤーズ ピーター卿 これは,ゆったりした時間を楽しめます.すでに古典的といえる…

『僕らの青春白書』沸騰する青春

『僕らの青春白書』2014,韓国,イ・ヨヌ監督 (Gyao) 井筒監督の『岸和田少年愚連隊』1996をみたとき,若い暴力の鮮烈さに驚いた.この「青春白書」は,高校生の恋愛と暴力の流儀を描いている. 青春白書 登場人物の設定で見る者が想像し,予想することで…

銃をもつひと『静かなる叫び』

『静かなる叫び』カナダ,2009(Gyao)ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督,原題『理工科大学』.1989年のモントリオール理工科大学の銃乱射事件に基づいた映画.まったく知らなかったが,これをみたあとWikipediaで事件の概要をみた. 静かなる叫び 主な4人の若者の動…

イ・ジュンギの『王の男』2005, 韓国

『王の男』2005,イ・ジュニク監督(Gyao)みようと思いつつ,放っていたがイ・ジュンギ主演なのでおもしろいだろうと思いみた.主演ではなかった.主演はカム・ウソン?で,イ・ジュンギ演じる女のような男を見守るサダンペ(旅芸人一座)の一人. 王の男 2…

キム・ヘス『修羅の華』

『修羅の華』イ・アンギュ監督,2017(Gyao)『ミオク』という原題はわからなかった. あとで 「輝国山人の韓国映画」で「美玉」とかいてあり,合点がいった. **邦題『修羅の華』とキム・ヘスの顔でだいたいの雰囲気は予想していて,当時あまり韓国映画に興…

『切り裂き魔 ゴーレム』英,2017

『切り裂き魔ゴーレム』2016,英, ダン・カルロス・メディナ(Gyao)ミステリー,ということで見ましたが監督も,俳優も,何も知らないまま.ミステリーずきにはよくある設定といえるがストーリーにともなうユーモラスな演出はおもしろかった. 「切り裂き魔…

『今夜,ロマンス劇場で』―映画の世界

『今夜,ロマンス劇場で』Gyao Gyaoは無料でありがたいし,プロジェクターでみるときコマーシャルもほとんど入らない.安物のスクリーンを襖の前にたらしているから,音響を我慢すればわりと満足している.『今夜,ロマンス劇場で』武内英樹,2018は公開当時…

ユ・アインの『思悼(サド)』王の運命ー歴史を変えた八日間

ソン・ガンホ『王の運命―歴史を変えた八日間』「サド」のままだったらフランスのマルキ・ド・サドと思われてしまうので 邦題を「王の運命」としたのだろう.2016年公開時,私の知識はテレビの『イ・サン』で知ったもの. 冒頭エピソードで謀反の疑いで米櫃の…

マ・ドンソク『ファイティン』

『チャンピオン』2018, 韓国韓国語で,ファイティンというのはよく耳にするから,邦題はそうなっているが,チャンピオンという方が悲哀を感じられる.マ・ドンソクの小心者でいていざというときに頼りがいのある人格と腕力・体力は人情味をかもしだす.腕づ…

モーパッサンの『女の一生』

『女の一生』ベルギー/フランス,2016(Gyao)ヨーロッパの映画をみることはほとんどないが,ハリウッド映画をみることもない.気まぐれで, モーパッサンを読むこともないだろうから,映画でみておこうというつもりだった.**これが,おもしろい.娯楽映画で…

『緑豆の花』―東学党の乱

2019『緑豆の花』(Gyao)ドラマによってやっと50年前に学んだはずの「東学党の乱」や「日清戦争」が歴史としてつかめるような気になりました.1894年=日清戦争とおぼえたことが何の理解にもつながらなかったのがこの歴史大作によって,朝鮮半島の人たちの「…

『チャンシルさんには福が多いね』じんせいとじんせ~

2019『チャンシルさんには福が多いね』ついていた監督の急死によりプロデューサーの仕事を失った女性がじぶん自身をみつめなおすとき. チャンシルさんには福が多いね 40歳の自分が何をしたいのかわからない.***この映画は 人生がなんであるかを切り取って…

ソン・イェジン『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』

ホ・ジノ『ラスト・プリンセス』2016 (Gyao) 2017年,日本公開のときは「ラスト・プリンセス」という題のためなんとなく見にいかなかった. 原題の『徳恵翁主』ならいったかもしれない. **日本に併合された朝鮮の「王族」であるからある程度は記録があるの…

ヨ・ジング15歳の『ファイ 悪魔に育てられた少年』

チャン・ジュナン監督『ファイ 怪物をのみこんだ子ども』2013(Gyao) 韓国映画のおもしろさに気づいて10年くらい.それ以前は,海外映画の話題作のなかにアン・ソンギのいくつかの秀作(『成功時代』『祝祭』など)があり,国際交流会館などで,みていた.20…

サリンジャーのような『ライ麦畑の反逆児』

『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』2017, 米(Gyao)私たちの世代の日本人にとってはよい映画として心に残る作品. ライ麦畑の反逆児 サリンジャー 野崎孝の『ライ麦畑でつかまえて』の粋な装丁と,現代的でかっこいい翻訳を読んでしまったか…

ドラマ・フェスティバル『不穏』

カン・ハヌル『不穏』20131時間強のドラマ1話を6つの分けてGyaoで配信していた.コマーシャルが多く入ることになるが,無職の高齢者にとって無料でみれることはありがたい.『不穏』は,今までにも配信されていたようだが見なかった.短いドラマであったから…

『アガサ・クリスティー ねじれた家』

『ねじれた家』2017, 英,米 (Gyao)現在,高齢者とよばれるわたしたちの世代は江戸川乱歩から推理小説・探偵小説がすでにあふれていて活字と映像による横溝正史ブームでうんざりしていた.しかし,中年になってから 名探偵ポワロをみたことで推理ドラマの…